子宮外妊娠とは|子宮外妊娠の基礎知識

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子宮外妊娠とは

子宮外妊娠という病名はよく耳にしますが、実際にはどんな病気か知らないという人も多いのではないでしょうか。

ここでは、子宮外妊娠とはどんな病気かをご説明します。

通常の妊娠とどう違うの?

子宮外妊娠とは、その名の通り子宮の外で妊娠することです。

妊娠のメカニズムで言うと、本来卵巣から排出された卵子は卵管で精子と出会って受精し、その後子宮に移動してそこで着床が行われますが、100人に1~2人の割合で子宮以外のところに着床してしまうことがあります。これが子宮外妊娠です。

その大半は、子宮に移動することなく卵管で着床してしまう卵管妊娠であり、卵管は子宮のように大きく成長する胎児に合わせて伸縮するわけではないので、放置しておくと卵管が破裂してしまうことがあります。卵管破裂を起こすと大出血を起こし、場合によっては母体の命に関わるので、慎重な治療が行われます。

ごくまれにですが、卵管ではなく子宮頸管や腹腔内で妊娠が行われることもあるため、診断を行うのが非常に難しい病気です。

赤ちゃんはどうなるの?

残念ですが、子宮外妊娠で授かった赤ちゃんは諦めるしかありません。赤ちゃんは子宮の中でしか育たないので、無事に生まれてくることはないのです。

現在の進歩した医療でも、「受精卵を子宮に移動させる」という技術は確立されていないので、悲しいですが赤ちゃんとは100%お別れになります。

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どうやって診断するの?

子宮外妊娠も妊娠ですから、着床後には妊娠反応が起こります。

尿検査で妊娠の有無を調べるのは、妊娠によってホルモンの分泌に変化が起こり、それが尿に反映されるためです。

尿検査で妊娠反応が起こり、ホルモンの数値が上昇を続けているにも関わらず、しかるべき時期になっても子宮内に胎嚢などが確認できない場合は子宮外妊娠が疑われますが、実際にどこで妊娠が起こっているのかは腹腔鏡手術を行わないとわからない場合もあります。

また、卵管妊娠の場合であっても、実際の卵管がどのような状態なのか手術してみないとわからないケースも少なくありません。

また妊娠することはできるの?

子宮外妊娠を起こした場合は、卵管と卵巣を切除するケースが多いのですが、もう片方の卵管と卵巣が残っていれば妊娠することは可能です。

実際には卵巣が片方になったからといって、妊娠の確率が半分に下がるわけではなく、20~30%下がるだけだと言われています。

子宮外妊娠後の妊娠に成功した人の体験談にもある通り、卵巣が片方しかない状態で何度も妊娠・出産している人も少なくありませんから、卵管切除になっても悲観する必要はありません。

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