体外受精の場合|子宮外妊娠になる確率

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体外受精の場合

不妊治療の一環として体外受精をする人が増えていますが、実は体外受精は意外と子宮外妊娠になる可能性が高いのです。

ここでは、体外受精と子宮外妊娠についてご説明します。

子宮外妊娠になる確率は1~5%と自然妊娠時より高い

体外受精では、受精させて培養した胚を子宮に戻すことによって着床を促し、妊娠を成立させるのが目的です。

培養した胚は慎重に子宮内膜に置かれるので、そのまま着床してくれればいのですが、胚はわざわざ卵管に移動してまで子宮外妊娠をすることがあります。

しかも、体外受精時の子宮外妊娠率は1~5%と、通常の妊娠時の子宮外妊娠率と比べても高い確率になるのです。

胚盤胞移植であれば子宮外妊娠の確率は低い

これは、子宮に戻す胚が、本来で卵管内にある状態に培養されているために、あるべき場所に戻ろうとしているのが要因だと考えられています。

最近では、これまで体外受精に使われていた初期胚の状態から、さらに分化が進んだ胚盤胞の状態まで培養することが可能になったために、着床率が上昇しただけでなく、胚が卵管に戻ろうとすることを防ぐ効果が高まりました。

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実際、胚盤胞を使った体外受精の場合は、子宮外妊娠の確率が1%以下になっており、通常の妊娠時に比べて低い数値になっています。

もちろん100%防げるわけではありませんが、母体にとってはリスクの高い子宮外妊娠の確率を少しでも下げた功績は大きいと言えるでしょう。

とはいえ、体外で受精卵を胚盤胞の状態にまで育てるのは非常に難しく、まだ成功したばかりの技術ですし、受精卵から胚盤胞に育てる時の実際の成功率は30%程度しかありません。

出来る数は少なくなりますが、着床率が良いので1回につき1つの胚盤胞で体外受精にチャレンジすることができ、多胎を防ぐ効果も期待されています。

これまでは、子宮外妊娠のリスクが高いと言われていた体外受精ですが、胚盤胞を生み出す技術の進歩によって、子宮外妊娠のリスクを減らし、着床率を上げた方法が使えるようになったということは、不妊治療を行う人たちにとっても朗報なのではないでしょうか。

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